ドラッグ&ドロップが使いやすく。 / テキスト読み上げスライダーを追加。

 2021/09/18、Discordが、「AccessibleDrag & Drop」と「Text-to-Speech Slider」を追加したことをTwitterの英語版アカウント(@discord)で発表しました。今回、発表された2つの機能の和名は公式翻訳がまだされていないため、不明ですが、直訳すれば「利用しやすいドラッグ&ドロップ」と「テキスト読み上げに関するスライダー」といったところでしょうか。

ドラッグ&ドロップが使いやすく。 [パソコン限定]

※パソコン版のDiscordと、ブラウザ版にて、利用可能。タブレット端末等にキーボードを接続し、ブラウザ版で利用できるかどうかについては未確認。

 今回の変更で、キーボードでドラッグ&ドロップの操作を行えるようになりました。これまでは、サーバー、チャンネルなどをドラッグ&ドロップして操作するのに、マウスを使用する必要がありました。しかし、この操作方法は長い距離を移動させたい場合など、適さないこともありました。そこで、今回の機能追加を行ったということです。次の手順で、利用することができます。

  • ドラッグ&ドロップしたいサーバーまたはチャンネルを選択する。
  • Ctrl + D / Cmd + D を押して、その項目を選択する。
  • 上矢印と下矢印を押して、項目を希望の位置に移動させる。
  • スペースキーまたはEnterキーを押して、その項目をドロップする。

 また、Escキーを押すことで、ドラッグ&ドロップの操作をキャンセルすることもできるということです。
 この機能の追加により、サーバーやチャンネルのドラッグ&ドロップの操作を行いやすくなり、カスタマイズがより容易に行えるようになるのではないでしょうか。

テキスト読み上げスライダーを追加。

 今回、[ユーザー設定]>[ユーザー補助]が追加されました。Discordによると、[外観]の既存の設定の一部が再編成され、[ユーザー補助]に移動したということです。「テキスト読み上げ」に関連する設定を追加し、現在では、そのほかに[ユーザー補助]には、「彩度」を設定できるスライダーや、「視覚効果を減らす設定」や「スタンプ」に関連する設定が用意されています。これにより、ユーザー側で、見た目など一部の機能の設定を行えるようになりました。なお、一部の機能は現時点ではデスクトップクライアントでのみ使用可能だということです。Discordは、カスタマイズ性が更に上がってきていて、それぞれの好みに合った状態で使えるようになってきていてます。

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